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●鴨犬

●鴨犬_f0022103_1439177.jpg時間潰しのため、ふと立ち寄った釣具の量販店。
わずかばかりの商品が並べられたフライフィッシングコーナーの片隅に、有名釣鈎メーカーである"Gamakatsu"のパンフレットが置いてあった。表紙のパラシュートパターンとおぼしきフライのライトパターンに眼が吸い寄せられた。
私自身は同社のフックとしては、カーブドシャンクのC12、ミッジフックのR13-VH BMというふたつの製品を使っている。最近はフライフィッシングに関する雑誌類を購入しないので、最新の情報というものが手に入らない、そのため新しい製品は店頭に並べられてからその存在を知ることが多い。このふたつの製品に関しても同様に店頭に並べられていたものを勧められて購入したという記憶がある。つまり発売されてから一般ユーザーに行き渡ってしばらくしてから入手したと言うことになる。これはこれで、多くのユーザーの良好なインプレッションがあり、そして店主なり友人なりの進言があり、その後の購入ということで、間違いのない買い物が出来ると言えるかも知れない。つまり売らんがためのセールストークに惑わされることなく良いものが買えるわけだ。私のように、その手のトークや甘言に惑わされやすい人間は、専門雑誌を読まない方が無駄な出費が抑制されていいのかも知れない。

さて、このオーバーとも言えるライトパターンを表紙にしたカタログ、もちろん同社のフライフックのカタログなのだが、中身は新しいフックであるC14-BVという製品を利用して作る「プードル」なるフライパターンのあれこれがほとんどを占める。
「プードル」というパターンについては、随分以前(まだ雑誌を購入していた頃)にどこかの雑誌で見た記憶があったのだが、そのパターンが最近になってスポットを浴びているらしい事を知る。そのパターンの専用として発売されたのが、この製品と言うことで、ひとつのパターンを巻くために出来た専用フックとは「それはそれですごいことなのだなぁ〜」と感心しつつ中を読み進めると「なるほど」と納得することが書かれている。 簡単に感心したり納得したりする私はやはりセールストークに弱い。

と同時に、中に書いてあることについて「???」と感じることもあり「購入には至らないのであろうなぁ」と感じている自分もいたりするわけで、どうやら出費は防げそうである。
Commented by tokyo_terry at 2006-02-02 23:40
こんばんわ、standyさん。
ボクもこのカタログ持ってます。フックも昨年の夏頃に入手して、ウワサのプードルを巻いてみました。このフック、えらく細軸ワイヤーなんで、タイイング時のスレッドワークがとてもやり難い記憶があります。でも専用フックなのでプードルパターンを巻くと、誰が巻いてもそれらしく見えます(笑)
Commented by s_1046 at 2006-02-03 09:07
terryさん、コメント&TBありがとうございました。
すでに昨年の夏にお試しだったのですね。
知る者の強みっていうのが発揮されていますね。
最近はファインワイヤーのフックというのが多く出回っていて、良好な釣りに寄与しているようですが、やっぱり巻きにくいですよね。
私もTP88というフックを3本ほど折って、スレッドテンションを体得しました(笑)
Commented by godzilla2004 at 2006-02-03 14:07
s_1046さん、こんにちは。
C14-BV、昨年話題になったフックですね。全サイズ購入し、プードル以外にもハーズイヤーにしたりして全部使いきりました。プードルも、海老スタイルのハーズイヤー?も効きました。最近mattwalker氏がこのフックでツインピューパなる老眼に優しい(ミッジ系)フライを巻いてまして、早速#18でそれを巻きました。日曜日に試す積りです。
Commented by standy at 2006-02-03 14:27 x
godzillaさん、コメントありがとうございます。
お恥ずかしながら「プードル」って聞いたことはありますが、専用フックありぃの、新パターンありぃのと言うことは全然知りませんでした。俗に言う「浦島太郎状態」ってやつですね。う〜む、「知るものの強み」が如実に出ていますね。「こら、あかんゾ」と思いながら、動き出さない・・・これも老化なんでしょうか?
ここは開き直って「知らぬが、ホットケ」と孤高の人となりましょうかね。
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by s_1046 | 2006-02-02 15:22 | フライタイイング | Comments(4)