●欲望

f0022103_2152821.jpgフライフィッシングを始めるにあたって、道具を揃える際、一式を購入した今は無き一宮市内のアウトドアショップの店長は「リールは単なる糸巻き、何でも良い」と、おごそかに申し述べた。
「単なる糸巻き」ではないと気づくのには時間は必要ではなかった。
それどころか、リールの持つ造形の美しさや心地よいクリック音に魅了され、数々のリールを所有したいという欲望がわき出てくることを押さえきれなくなってきた。
とはいっても、欲望のままに際限なくリールを購入するというのは、どだい無理な話。
実釣で使用してこそリールという信念は当初から持っていたので、それを拠り所に「持っていても使わないから・・・」と、自分自身を納得させながら、リールの増殖に歯止めをかけていた。
ところが、先シーズンの後半、使ってみたいと感じるロッドと巡り会う。
一本のロッドとはいえ、私自身にとってはかなり高価な代物で、購入するかどうか、かなり逡巡した。
そんな時、あるタックルショップのホームページで写真のリールが在庫として存在することを知ってしまった。このリールは欲しいと思っているロッドのプロポーションにもスペックにもマッチすると感じた。そうなると今まで無理矢理の理由付けで押さえていた欲望のダムが決壊しそうになる。
ちょうどその頃、このタックルショップをよく知るFFMと釣りをご一緒する機会を得たので「気になるリールがあるんですよねぇ〜」と打ち明けると、ご親切に在庫の確認から取り置きの依頼までして下さった。
そうなると、今までの逡巡はどこへやら、一気に突っ走ってしまった。
まさしく「蟻の一穴」。所詮私の欲望のダムはこの程度の強さなのだと自覚。
明日からは、もっと強固なダムを建設しようと心に誓う。
by s_1046 | 2006-01-17 21:48 | ロッド&リール
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