●転用

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早春のフライパターンに欠かせない「ミッジパターン」はもちろんのこと、フライタイイングは全般的に精密作業といっていいと思う。したがって、それに使用されるツールも高精度が要求される物が多いことは周知の事実。ショップでは、タイイング用としてピンからキリまでの様々なツールが販売されている。
フライタイイングでは、その工程によってツールに求められる精度も変わってくるが、特に精密な作業を求められるのはシザース(鋏)かも知れない。わずかに飛び出たマテリアルを1本だけ切断したい・・・とか、スレッドを挟み込むことなく刃物のように使いたい、などという欲求がタイイングの腕前の進歩と共に出てくるのは、自然なことだろう。逆に言えば良いツールを使うと、タイイングの腕前もあがる(ような気がする?)ということが言えるかも知れない。
最近のタイイングツールは、ある程度の出費をすれば、素晴らしい性能を有したものを買うことが出来る。多分それらのツールを使うことで、文句のないフライを作成することが出来ることは間違いないが、もうひとつ上のツールを使うことで、タイイングが楽になることも事実である。そのもうひとつ上のツールというのが、医療用の手術器具。
はじめて医療用の「眼科用鋏」を使った時には少なからず驚いた。鋏の片刃をスレッドにそっと当てただけで、スレッドがケバ立ちもなく切れたしまったからだ。刃先の厚さも薄いので、フィニッシュしたスレッドは痕跡もなく切り落とされる。それ以来、精密な作業を要する時には、このシザースを取り出すことが多い。

確かに医療用の手術器具というのは、ビックリするほど高価で、安価なものでもフライショップで最高のものを求めた時の倍以上の金銭的負担が必要。また、購入に関しても、どこの店にも売っているというたぐいのものでは無いため、簡単に手に入れることは難しい。
その器具を比較的安価に誰でも購入できる手段があるので、ここ数年利用している。
それは名古屋市獣医師協同組合が主催する「獣医療関連用品フェアー」というもの。毎年名古屋市熱田区の国際会議場で、学会に併設されて催されるが、フェアーに関しては参加費無料で入場制限もない。勝手に行って出店しているブースを覗いて価格交渉(別に言い値で買ってもいいのだが)をして値切ってツールをゲットすることにしている。今年は1月28日(土)29日(日)で開催されるので、時間が取れたら出かけてみたいと思っている。
雰囲気はのんびりしたもので、ワインの試飲コーナーや、ペット用品の掘り出し物市なども開催され、以前は試供品のドッグフードをしこたま貰ってきたこともある。(毎回用意されているかは不明)
今回はヘアーズイアーを巻く時などに利用するピッキングツールを歯科用器材から見つけ出してみたい。それとローガン対策に簡易型手術用無影灯に関する情報収集でもしよう。
by s_1046 | 2006-01-14 14:42 | フライタイイング
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