中敷

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膝痛に悩まされた今期。
それとは別に長距離を歩くと、足の踵と親指の付け根が痛むことが多くなってきた。
以前から原因は知っていたが、足底部の靱帯が硬化しつつある年齢になってきたこともあり対策を講じる必要性を感じた。
人体の足底部は、体重の全てを支えると共に、衝撃を吸収するショックアブソーバーの役割も果たしている。
趾骨といわれる5本の足の指の骨と、足根骨といわれる8個の骨、そして踵骨(しょうこつ)。
これらの骨が、まるで海に浮かぶ離れ島を橋で結ぶように複雑に靱帯で接続されている。
そうして形づくられるアーチが、俗に言う「土踏まず」。
このアーチが伸縮して衝撃を吸収する機構になっているのが、足底部なのだが、よく知られているのは「扁平足」という足底部。
「扁平足」は、足底が作るアーチが限りなく直線に近く、衝撃を吸収する機能がほとんど無い。
従って、運動をしたり長い距離を歩いたりすると、疲れるというわけだ。
私の足底部はこの「扁平足」とは対局にある形で、アーチが強すぎる。
そうなると、衝撃を吸収する役割は果たすのだが、加重が踵と指の付け根に集中してしまう。
その加重が集中した場所に痛みが生じるというわけだ。
若い頃はアーチのたわみも軟らかな靱帯によってスムーズになされるのだが、50歳を迎えるような年齢になると、そうもいかない。
そこで、今シーズンの中盤から自分の足にフィットしたインソールを釣りにも使うことにした。
インソールの役割は時間を掛けて足底の形を矯正することにあるので、劇的な変化は見られないが、それでも疲労感は減少した。
今回のインソールは足と靴の科学研究所という会社に作ってもらったが、制作はかなり精緻。
感圧紙と言われる圧力がかかると色が変わる紙の上に立ち、足底の体重分布を測定し、矯正のポイントを調べ、採形用の発泡フォームに足を沈める(砂浜に足を沈めるイメージ)。
この発泡フォームに石膏を流し込んで足型を作り、インソールを作るとのことだ。
その他に、背部からデジカメで写真を撮り、足底部と下腿部のつくる軸のずれを測定したり、骨盤のレベルで左右の傾きを調べたりもする。
そうして出来上がったのが、写真のインソール。
手前が、ウエーディングシューズ用の薄底で耐水仕様。
向こう側が、トレッキングシューズ用の踵もホールドできるタイプ。
どちらも同じ足型から制作したもので、私専用の形になっている。
その他に、仕事用のサンダルもこのインソールを使用したものにした。
履き始めは、かなりの違和感を感じるソールだが、少しすれば足の裏の感覚がソールにフィットしてきて慣れてくる。
ウエーディングシューズに関して言えば、確かにシューズを脱いだ後の痛みや鈍い感じは無くなった。足の裏の体重がうまく分散されている証拠なのだろうか。
by s_1046 | 2006-09-26 22:46 | アイテム&ツール
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