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介護


久しぶりの釣行から帰ってきて、使った道具を干したり、メンテナンスなんかをしている。 どこにも行く予定のないゴールデンウィークなのでゆっくりといろんなことができて助かるけど、椅子から立ち上がろうとするとふくらはぎが痛い、階段を登ろうとすると大腿四頭筋が痛い。 ケッコウ強烈な筋肉痛と闘っている。 なんと言っても昨シーズンは様々な事情から釣行ゼロ。 事情の中にはいつもの釣友の入院だったりもあるけれど、おおきな事情としては自分の身体的なものがある。 年のせいと片付ける以上に自分の衰えが標準値より高いのではないかと思えることが多くなってきたからだ。 亡き父親がパーキンソン病で身体が不自由であったことも脳裏から離れない。 遺伝という忌み嫌い否定したくなるようなことも考えてしまう。 ここ何年かの釣行では渓での転倒など付きもののような状態なので、それもこれも含めて渓への釣行も考えなきゃと思い道具類も最低限を残して処分を始めだした。 しかしフライフィッシング自体は楽しいし、釣友との釣行はさらに楽しい。 今年になって入退院を繰り返していた釣友もとりあえずは病から解放され、しきりに釣行への催促がはじまりだした。 ハッキリ言って入渓への恐怖感というモノがあることは否めないけど、気心の知れた釣友となら言ってみようと今シーズン初の釣行と相成った。
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釣友の「沢好坊」さん。 彼とのつきあいは40年ちかく、ふたりが釣りを始める前からキャンプやらなんやらで一緒に遊んでいた仲間だ。 彼は私より8歳若く毎週末にソフトボールをするなどして元気だ。 今回の釣行でも一番最初に魚を釣り上げトントンと渓を登っていく。 なんとも手際のいいオトコだ。 
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そしてもう一人の釣友「Gary」さん。 彼は私と同年齢だ。 ハンドルネームが示すように消化器系統に弱点をもち、昨シーズン中入退院を繰り返し私から釣行の機会を奪った張本人(笑)。 だけどフライフィッシング以外でも一緒に旅に出たり、サッカー観戦に行ったりと密度の濃いつきあいをさせてもらっていて一番頼りになる釣友だ。 今回の釣行でも「沢好坊」さん、私と続けて魚を釣り上げ、少し焦りが見え始めていた頃、とても美しいヤマメを釣り上げ(それもライズ狙い)溜飲をさげていた。 なんかいつも一番デカイ魚を釣り上げているなぁ。
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三人で小渓流を釣り上がって行くが最初のウチは無反応の時間が続く。 渓に虫は飛んでいる。 10時頃だろうか、ふと右の袖に止まる虫を見るとカワゲラだ。 体色は淡い黄色だろうか。 フライボックスの中を見ると、マシュマロファイバーで作ったミドリカワゲラを模したフライがあったので迷わずチョイス。 ちょっとサイズは大きいけれど、まぁいいや。 小さな落ち込みにそれを浮かべると石の下に隠れていたイワナが浮いてきた。 ドンピシャのタイミングで合わせを入れるとガッチリフッキングできたので、あまり焦ることもなくランディング。 このマッチザハッチに満足してあとはどうでもいいやという気分になるところが自分らしい。 もっと、もっとという意欲が湧かないのが昔からの性質なのでしかたない。 それより久しぶりの小渓流に下半身から背中までカチコチになってきた。 ここからは苦行でしかない。 この渓に親しんでいる「Gary」さんによれば脱渓点は随分と先らしい。 「勘弁してよ〜」って気分だ。 それでも少し行くと左手に林道が見えた。 林道までは急傾斜の坂だ。 枯葉が積もる急坂を足を滑らせながら登る。 残るふたりはと見れば、私より後に坂に取りついたに関わらずあっという間に追いつかれた。 ひとりにロッドを持って貰い、ひとりに後ろから押してもらってやっと林道に。 そこで出てくる言葉は「もう来ねぇ!!」人間ができていない証拠だ。 最初に「ありがとうございました」だろうが。 まったく要介護者となった私は、もっと殊勝な態度をとらねばならぬと反省。
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全員が蕎麦好きなので近くの蕎麦屋で遅めのヒルメシ。 そして温泉。 林道をのぼったら天国ですな。  




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by s_1046 | 2024-05-03 12:43 | 釣行レポート | Comments(0)