2019年 09月 05日
雨後
都合をあわせ予定した釣りの日が天候不順で釣果の期待ができなくとも出かけるしかない・・・などということは往々にしてあること。

本流はもちろん、支流でも下流部は水勢が強く今回釣行の目的地とはなり得ない。

いつもなら石が見えるはずの場所はすべて白泡に置きかわり、フライを留めておけるポイントというものが少なくなってしまい、残された数少ないポイントを求め釣り上がっていく。
今回もフロータントの実釣テストを兼ねた釣り。タフな流れはフロータントの耐久力を試すにもってこい。といいたいところなのだが、選んだ小渓流は両サイドから木の枝がせり出し、フライは水に浮かべる前に木の枝にひっかかり、さながらリーダー、ティペットの耐久テストの様相を呈してきた。 そんな中で、噂のグリスフロータントは威力を発揮してくれ、ハックルで浮力を得るマシュマロスパイダーも小気味よく流れに浮かぶ。 先日のテストとはまた違ったフライパターンでも効果を確認でき、また別の釣友からはCDCにも効果ありとのレポートも届き、フィッシングベストのフロータントポケットでのレギュラーの位置を確保しつつある。


先行の沢好坊さんが、ここでもトラブル処理が繰り広げられている。その間にパスさせて頂くのだが、こんどはこちらがトラブル処理(笑) そんなこんなで順番を交互にしながら釣りあがるも釣果はさっぱり。

私はといえば倒木を乗り越え、流れに足を取られ、体力の消耗が激しい。


沢好坊さんは脱渓してからもフライを木の枝にひっかけてトラブル処理。よっぽどトラブル処理好きだと思われる(笑)。
今回の釣行がまさにそれで、居座る秋雨前線の影響で数日降り続いた雨。
釣行予定日は幸か不幸か終日の曇り予報。強い雨の予報なら延期という決断が下されるところなのだが「とりあえず行って、様子を見ましょう」という、なんとか釣りをするゾという意思を表明するような定石通りの結果を出す釣友。

結局、目的の渓は流れは強いものの渡渉できないほどの流れではなく、濁りも入っていない。普段ならいたるところに石が顔を出し、流れに緩急をつける底石とのバランスも絶妙な釣り上りの渓。俗に言う「いい渓相」の渓なのだが、今日はそうはいかない。



同行の沢好坊さんをと見れば、カメラを向ける度に斜め上を見上げている場面の多いこと(笑)。
バックキャストで引っかけてしまうのだよなぁ。



それにもメゲず時々現れる小さなポイントを攻め続けるものの、小さな魚がときどき飛沫をあげるが、フッキングには至らず空を見上げる。
結局誰もランディングネットを濡らすことなく脱渓。

私なら力任せにティペットをひきちぎり、とっととロッドを片付けるところだが、さすがにトラブル処理を仕事にしているだけあって沢好坊さんはエライ!と妙な感心をして林道を下った。
by s_1046
| 2019-09-05 16:08
| 釣行レポート
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