2019年 05月 13日
仙境
長いゴールデンウィークも終わり、わが家の近所に自生する「なんじゃもんじゃの木」も満開を迎えつつある。

快晴の高原は我らによい結果をもたらしてくれるのか?
現地に到着し入渓点を定め、車を停めて準備をすすめていざ入渓。 入渓してそれほど時間が経たないうちに魚からの反応に色めき立つけど久し振りのことにスプラッシュライズにタイミングを合わせられない。しかし魚が居て反応を示してくれることがやる気というか元気を与えてくれる。 しばらく釣り上がるとふたたびの飛沫。 魚が反転するのを見届けロッドを立てるとキッチリとした反応を得ることが出来る。魚とのやりとりを楽しむ余裕はどこへやら、そそくさとネットイン。魚種がイワナであることを確認後写真撮影・・・のはずだったが、クネクネと魚体をひねらせネットのそとへ飛び出す。「あっ、あ〜!」と悲鳴が思わず口から飛び出してしまった。 
よしよし、イワナだな・・・
しかたが無い、自分のミスに目をつむるのは至って得意なタチなので、釣り上がることにする。というかそれしか選択肢はない。少し上流に向かうと堰堤が現れる。どこの流れ出しを狙うかちょっとだけ逡巡するが、サウスポーの性(さが)か迷わず右岸寄りの流れ出しにフライを落としてみる。フライはパイロットフライの代表作アダムススタンダード。う〜ん、見にくい。同じアダムスのパラシュートタイプにチェンジ。「パコッ!」出ちゃったよ。 
朱点というより朱帯が強烈なアマゴ
釣れたのは8寸程度のアマゴ。 見た瞬間「なんじゃこれ〜」というくらい朱点の目立つ個体。魚体の側線に沿って、虹鱒のレッドバンドのような朱色の帯がケバい。 これが今シーズン公式釣果第1号・・・いわゆる解禁というやつなので、丁寧に扱ってリリース。
それからも釣り上がりを続けるが、次から次へとなんていう訳にはいかない。 いちど土手に上がって、釣り続けるgaryさんをパスして上流へ向かうと、視野の片隅に飛沫・・・のような。 その方向に眼をやるとやっぱりライズだ。
少し下に位置するgaryさんに「ライズあるよ」とジェスチャーで知らせる。 まさかそれから暫くその場から動けなくなるほどの仙境(桃源郷)ポイントとなるなどと思いもせず。
まずはgaryさんがフライを流す。 ボコッ! 出たっ! しかし乗らない。garyさんによれば「喰ってない」と訳のわからん表現が帰ってきた。 喰うのが下手? フライを嫌ってる? 理由は不明だが魚の反応はハンパないものがあるが、フッキングには至らない。 しかしふたりの釣り人ともに、ここが普通のポイントではないと感じているのはあきらかで「投げればまだ出るよ」と選手交代。 一発で出た。 

一発で出てくれたアマゴ
再び選手交替。 garyさんが苦労の末ネットイン。 いい型のアマゴだ。 また交替して私がネットイン。 続いてgaryさんのネットイン。 どんどん魚が湧いてくるという感じで、とても面白い。 たかだか長さ5メートル、幅3メートルくらいで水深もそれほどない変哲もない流れで、とても一級ポイントには見えない。 ヘタをすると軽く流してパス、程度のポイントに見える。 ところがそこからどんどん魚が出てくるのでふたりして「桃源ポイント」と名付け楽しんだ。 少し魚の反応が下火になったころgaryさんが催してきた。小ではなく大のほう。 川岸をみるとオドロキのシチュエーション。トイレがある(笑)。 歳をとると小と小の間隔もコキザミになる。コレを世間では「小便が近い」というらしいが、私も歳と共にコキザミなジーサン化が著しいし、いい歳のジーサンが便所の横の河原でパンツを下ろすのもなんなので、おつきあいということで脱渓。 ちょうど昼飯どきなので近くの蕎麦屋に腰を落ち着け蕎麦をすする。

そば処嶽見のざる&山菜天ぷら
気持ち的には引き続き桃源ポイントに・・・というのもあったが、ちょっと上流部に向かいまひょかという雰囲気だったので、桃源ポイント上流に車を移動。 まあ、よくあるように先客ありの状態で、桃源ポイント近辺にもルアーの二人連れ。 ま、ここは大きく川を変えましょうと移動した先は、昨夏大雨のあとの釣行で入渓に失敗した私が大転倒して、ウェーディングスタッフを曲げ、指先から流血したあの川。
ワタシ達の釣行ではよくある事ながら、川からの生体反応がない(笑)。 ま、よくあることだよね・・・と移動を即決して、大きく下流部にむかう。 正直そのころには疲れてきてたし、釣れる雰囲気もなくなって一生懸命釣りをしているgaryさんを遠目に見ながら遊び出す。 iPhoneで長時間撮影という標準機能が使いたかったので、堰堤のながれをパシャ。

これがその長時間撮影ってやつ。 なかなかでした。
申し訳ないけど、ここらで勘弁してください・・・とgaryさんに申告して終了。 岸にあがるなりコキザミなジーサンは草むらに。 その後、今回の釣行で一番大切なカミさんに頼まれたお使いをコンプリートさせて温泉に向かう。

秘湯的な佇まいの駒の湯
garyさんが行ったことのない風呂に行きたいというので、ご案内。 「もういいな、ここは」と言われてしまった⬇
そんな風景を眺める頃にやっと山の奥にある渓流に思いを馳せるようになるのは年をくったせいなのだなぁ。
そんなこんなで釣友のgaryさんに「週末、山奥に蕎麦食いに行かない?」と回りくどい釣りの誘いを出してみる。
「おっ、やっと重い腰が上がりますか・・・」と全てを見透かしたような返信をもらう。
ここのところ自覚できるほど足腰の老朽化が進行しており、本格的な山岳渓流に向かう自信がないので、高原を流れる里川のような場所で勘弁して貰うようお伺いをたてると快諾をいただいたのでひと安心して目的地に向かう。


しかたが無い、自分のミスに目をつむるのは至って得意なタチなので、釣り上がることにする。というかそれしか選択肢はない。






by s_1046
| 2019-05-13 18:22
| 釣行レポート
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