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情報

いつもの道、いつもの渓。
私にとって、長野県の木曽川水系はいつもの・・・といっていいほど馴染みのある場所になってきた。
自宅から最寄りのインターチェンジから高速を利用し30分ほどで中津川。
そこからおよそ20分で一つ目の道の駅をクリアし、40分で二つ目の道の駅。
最初から目的地を決めて向かう時もあるが、その二つ目の道の駅を通過するあたりで行き先を決めることも少なくはない。
その日の天候であったり、なにがしかの情報によったり、はたまた気分だったりと、理由は一定ではないが、広大な木曽川水系には、様々な規模の川、様々な渓相の川が流れ、その日の状況によって選べる川の選択肢は多岐に亘る。

過日、いつも利用するフライフィッシング専門店で「木曽川水系で状況が良いところないですか」と聞いたところ「○○川、いいみたいです」と即答が返ってきた。
あまりに見事な即答に、行ってみようという気になったが、よく考えればその川は、過去に何度も行ってみたけど、記憶に残る魚を見たことがないということに思い至った。
それに、この手の情報は、行ってみたけど・・・、という場合が多い。
ガセネタとまでは言わないが、マル秘情報でなどなく、その店のお客さんが言っていました・・・程度の情報で、今まで何度も辛酸を味わったことは誰しもあろう。

メジャーだけど見過ごしがちなその川は、その情報がなければ多分、単に道沿いに流れる川として私の中に存在したかも知れない。
ただ、今回はなんとなくそこでウエーディングシューズを濡らそうと考えた。

まずは、中流域で釣りを始める。
確かにイワナが釣れる、何匹も。
そういえば「なんか、今シーズンは稚魚放流が多かったみたいで・・・」と言った店主の顔が思い出された。
なだらかな渓相の中流域では、これ以上のサイズを求めることは無理と考え、少しばかりアクセスのしにくい道路から離れた山裾を流れる場所に移動をすることに。
集落の生活道路であろう細道を縫い、川沿いの林道に車を止め、段差の連続する渓相を見るとサイズアップが叶う気がするから不思議だ。
入渓し、一投目からフライに飛びつく魚が現れると自分自身の中でスイッチが切り替わることがわかる。
しかし、飛びつくばかりで喰いきれないところを見ると、状況に変化はないのか。
それを打開するためのフライチェンジをしよう。
#14エルクヘアカディスをピーコックハールでボディを作った#16アントのパラシュートに交換。
確信なんて言うものはなかったけど、それが功を奏したらしく、明らかに反応に変化が見られた。
ゆるりとした反転流の中から、25cmくらいのイワナが姿を見せてくれた。
久し振りにストマックを取ると、胃の中身には蟻の残骸がいくつか。
f0022103_189025.jpg
まるで、フライフィッシングの教書通りだなと妙な納得をするが、サイズアップをしたかったので、教書に書かれているフライアプローチの手順を無視し、いきなり流芯にフライを流すことを何度も繰り返し釣り上がると、大きな落ち込みから底石の連続する流れ出しがある場所にさしかかった。
俗に言う「如何にもという雰囲気のある場所」だ。
落ち込みから流れ出しに移行する部分に大きな底石があり、水流を攪拌するように底流を水面に押しやっている。
喰い波というやつだ。
その下流は怪しげな底石がいくつか配され、イワナの表札さえ見えそうだ。
一投目、明らかにフィーディングレーンを外れるようなドラグに少しだけ立ち位置を変える。
上に被さる木枝に注意しながら、フライを流すと思ったレーンとは多少ずれているものの、ドラグが回避できる流れ方で、オレンジ色のパラシュートポストもよく見える。
と、瞬間的にフライが消えた。
明らかな捕食のための水しぶきは確認できなかったが、フライが消えた直後に水中に銀色の煌めきが見えたような気がした。
反射的にロッドをたてると、今度は明らかに水中での煌めきが確認できた、何度も。
フッキングの確信が得られるのがわずかに遅れたせいか、想像以上に魚は下流に走った。
その先には細いながら倒木が行く手を遮っているため、その方向に魚を走らせたくない思いと、強引にやりとりをして失敗したくないという思いが交錯するが、なんとか倒木の手前で魚をキャッチ。
ネットに収まったイワナは、28cmのメタボリックボディー。



いやぁ、いい情報をいただきました。
Commented by gary at 2009-06-18 21:03 x
くっそ〜!! やはり木曽だったか!
あそこで、ウエーディングシューズさえ忘れなかったら、転々とは・・・・
次回こそ、私のネットにもメタリックボディーの輝きを!
Commented by s_1046 at 2009-06-18 22:27
garyさん、違うって(笑)。
メタリックじゃなくって、メタボリック。
デブってことです。
Commented by lefty_haru at 2009-06-19 16:26 x
先回のエントリータイトルが「飛燕」だったので、今度のタイトルは「紫電改」か「隼」、はたまた「疾風」あたりかと思ってました。

木曽水系でその手の川といえば、多分あすこでしょうね。
それにしても今年はいい感じの釣りしてますね。
私もメタリックボディの魚を釣りたい~。
Commented by standy at 2009-06-21 23:13 x
haruさん、どうもです。
雷電とか月光なんてのもありましたね。
でもタイトルとして可能性のありそうなのは「零戦」ですかね(笑)。
木曽川水系で足腰の弱ったオッサンでも行ける川です。
でも、二度ほど転びました(笑)。
by s_1046 | 2009-06-17 23:29 | 釣行レポート | Comments(4)
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