休刊

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超マニアックなフライフィッシング専門誌をご存じだろうか。 それが「フライフィッシングジャーナル(FFJ)」である。 そのFFJがとうとう休刊になってしまった。
あるフライフィッシング専門ショップで最初にFFJを見た時、一目でその内容の「毛色」が他の雑誌のそれとは違うことに気が付いた。 簡単にいってしまえば「病人」の集団が作り上げた本なのだ。 もちろんこの「病人」の罹患しているのは「西洋毛鉤釣愛好症候群」。 たぶんこの「病人」たちは寝ても覚めても「西洋毛鉤釣」のことばかり考えているのだろう。 そんなことがすぐに判ってしまう文章が満載の同人誌なのだ。
コマーシャリズムに乗っかっていないためか、その内容は本音のオンパレードといっても良い。 専門誌といえども一般に雑誌というものは、ともすれば広告掲載などのしがらみなどが、手枷足枷となってちょうちん記事満載のくだらない体裁に落ち着くことが多い中、FFJは異色といってよいほどの内容で読者を楽しませてくれた。
また、文才のある執筆陣が多いため、釣行記を読んでも笑えたり感心したりと、飽きることがない。 古い同誌を本棚から引っ張りだして読んでも色あせていない記事が多いのも特徴で、今でも楽しく読むことが出来る。
ただし、このFFJは先述したように商業ベースに乗っていないだけに、発行が不定期。 通達のないまま休刊したんじゃないかと思えるほどの間隔で発行していた頃もあった。 まあ、それも同誌を待ちわびる人達にとっては、楽しみのひとつではあった。 それが今回は本当の本当らしい。 まったく持って残念だが、同人達がそう決定したのなら致し方あるまい。
ただ、同誌にしてはマジメに更新が続いているWeb FFJはこのまま続けていって欲しいと思っている。
by s_1046 | 2006-03-06 15:26 | ブックス
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