回復

f0022103_16373264.jpg釣行が決まったのが、週始め。
天気予報のウェブサイトは、週末に傘のマークが並び、連日の雨であることを示している。
幸い強い雨ではないようで、増水&濁流という事態は回避できそうだが、レインウェアを着用しての釣りは覚悟しなければならない。
果たして前日、前々日と二日間続いた雨が土曜日にはどのような影響を川に与えるのか・・・どちらにせよ、いい環境で釣りは出来そうにないな、と思っていたところ、木曜日の午後あたりから天候回復の兆しが空に現れだした。
金曜日には、風さえ強いものの、青空さえ見ることが出来、土曜の釣りに関して、天候の心配は必要ないほどの急激な好転を見せ始めたのは驚きに値する。
私には「伝説」と呼ばれるほどのジンクスがあり、特定の同行者との釣行は必ず荒天となる。
口では「オマエが雨男だ」と、その同行者を責めるが、心のどこかに「オレが雨男かも・・・」という弱い部分もなかったわけではない、正直にいえば。
しかし、同行者が違うだけで天気予報を大幅に覆す天候の回復は、誰が雨男であるのか、はっきりさせてくれた。
(実際、彼は天候の回復する前、雨の中で釣りをしている。 ははっ!)

夏日の予報に切り替わった釣行当日、好天をもたらしてくれた心強い同行者はS1さん。
彼は、私が熱中しているフロータント造りのアドバイザー。
いや、実際にはそれよりも確実に大きな存在で、貴重な意見をいただくことの出来る人物なのだ。 したがって今回の釣行は「第二回フロータントミーティング フィールド編」と位置づけることにした。
そんなS1さんを、とてつもなく清冽な水の流れる川に案内したくて中央高速を走り始めたのが、午前6時前。
いつもの土産物屋のオジイサンのところで遊魚券を買い求め、上流部の大堰堤に向かう。
林道の車止めに駐車している車もなく、堰堤から川に下りる柵にも、蜘蛛の巣があることから、先行者はいないと想像できた。
抜けるような青空、先行者なし、ハッチする虫の数もそこそこという好条件のもと始めた釣りは、なかなか厳しいものになった。
昼までかかって釣り上がった上流部の滝までの釣果は、S1さんのチビイワナ一匹。
踏み跡もない脱渓点で、遭難モドキに熊笹と格闘し、汗びっしょりで車に戻り、少し下流に走らせる途中、釣り人とおぼしき車もあり、連れ立って歩くルアーマンありで、ここが釣りの対象の川であることはうかがい知れるが、それにしても反応に乏しい。
フロータント談義を兼ねた昼食後、更に下流部に移動し釣りを始める。 午前中よりは、魚の反応があるものの、釣れてくるのは極小サイズばかり。
S1さんと、魚は抜かれてしまってもういないのかもね・・・などと、FFM的言い訳で傷を舐めあっているところに衝撃の事実が発覚したのはその直後。
さらに場所を移動するために、林道に車を走らせていると、釣りを終えた餌釣師が帰る準備をしているところに行き会った。
「釣りのほうはどうでしたか?」と挨拶がてら聞いてみると、控えめに「ん、ぼちぼち」という返事。
それが本当に控えめな表現であったことを知るのに10秒もかからなかった。
釣果を見せてもらったところ、ビニール袋の中に腹を抜かれたアマゴが数本。 数匹ではなくもう数本と表現したほうがふさわしい魚・・・それも、型の揃ったやつ。
別のビニール袋には「今、この下で釣った」という魚がまたまた数本。
トドメに「ヒレが綺麗だったから」と、濡れティッシュで包まれた限りなく尺に近いアマゴ。
「いやぁ、この川は魚いるよぉ」、「ヒラタとキンパクだな」という講釈を聞く二人の目は、宙をさまよっていたに違いない。
「抜かれた」魚たちを目の前にして、ほぼ結論の出ていた「魚のいない川」は、「魚いるよぉ」の川に急変したことに対応しきれない2人は、その後も釣りを続けチビアマゴとチビイワナを追加するが、全身のサイズが濡れティッシュに包まれたヒレ程度のサイズ(涙)。
夕食を共にする約束のシャックマンさんが地元で待つので、ここらあたりでタイムアップ。
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Commented by lefty_haru at 2007-06-18 21:31 x
ま、まさか、もしかして、持ってちゃってました?。ネ、ネット。
そんなことはないですよね~。
やっぱり、初入魂は確実に釣れるところで下ろしますからね~。
でも、ま、ま、まさか~。いや、ないない。
Commented by s_1046 at 2007-06-18 22:20
haruさん、私にだってそこらあたりの分別はございますとも。 チビイワナごときにネットなぞ使いません。 ランディングネットと呼ばれるアクセサリーが背中あたりでぶらついていたような気がしますが、それは気のせいということにして・・・。
Commented by S1 at 2007-06-19 00:49 x
Standyさん、こんばんは。
先日はどうもありがとうございました。
残念ながら釣果には恵まれませんでしたが
物凄い好天に恵まれ、大変楽しい休日を過ごせました。
次回はStandy印のフロータントでソコソコの釣果をめざして
またご一緒しましょう。ヨロシクお願いいたします。
Commented by s_1046 at 2007-06-19 06:15
S1さん、こちらこそどうもありがとうございました。
釣果は、餌釣りのおじさん以外は芳しくなかったようですね(笑)。
しかし、私にとって得るものが大きな釣行でした。
次回は、誰かに「ん、ぼちぼちです」と余裕で言える釣行にしましょう。
Commented by gary at 2007-06-19 20:04 x
ははっ! 私はその雨の中、101さんと共にstandy印フロータントのフィールドテストをしていました。(笑)
ところで、haruさんお勧めの渓は、私のようなヘボFFMでも、上手くなったような錯覚をおこさせてくれるほど反応がよかったですよ〜。
「特定の同行者」さんも、「お気に入り」に加えられたようですので、是非とも一度ご賞味あれ。
Commented by s_1046 at 2007-06-20 06:56
garyさん、テストありがとうございます。
錯覚を引き起こしてくれる渓、一度賞味したいものです。
なんか、最近は実力を知らしめてくれる渓ばかりで、いやになっていたところです(笑)。
Commented by fly-cha at 2007-06-24 12:54
雨男は複数形じゃなかったんですな。。。

そうそう s_1046さん達と同じく、私とgaryさんとの数少ない二人釣行でも天候に恵まれたことがない様な気がします。同じメーカー・しかも同じカラーのカッパを着用してるもんで、雨天釣行の記憶が鮮明に残ってます。さてさて、雨の元凶はどっち?(笑)
Commented by standy at 2007-06-25 07:37 x
fly-chaさん、おはようございます。
元凶はどちらか知りませんが、私がgaryさんと出かける時には、雨どころか雲すらありませんよ(笑)。
Commented by scamper at 2007-06-25 15:02 x
2人ーgary= …俺ってこと?
な わけ ナイ♪

たぶん、相性の問題でしょうね。。
Commented by standy at 2007-06-25 22:02 x
ま、私と沢好坊クンみたいなものですね。
相性の問題でしょうが、10日後には相性を無視して晴れて欲しいモンです。
Commented by gary at 2007-06-26 08:44 x
ほ~、あと10日で念願の「魚のいる川」での釣行ですか?
今年こそご一緒出来るともくろんでいましたが、残念です。
爆釣爆笑釣行記を期待してまっせ~(笑)
Commented by s_1046 at 2007-06-26 21:30
いや、あと一週間となりました。
でもなんだか、テンション上がらないんですよね・・・。
なんでだろ?
多分garyさんが一緒じゃないからですよ。
by s_1046 | 2007-06-18 16:43 | 釣行レポート | Comments(12)

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