蹲踞

午前3時半、久し振りに設定したアラームで目を覚ますとリベンジの朝だ。
昨年の秋、スゴク釣れるという甘言に従い目指した北陸の河川。ライズも無く朝イチで足元から逃げる魚を確認しただけで魚の姿を見ること無く終わった釣行。それも寄る年波のせいか、運動不足のせいか、脱渓点までかなりの距離を残しているにもかかわらずヨレヨレになって転倒を繰り返し、最終的に手の着き方が悪かった転倒をしたため負傷。10ヶ月を経た現在も軽い痛みと違和感あり。60kg近かった握力も20kg台に落ちて回復の傾向無し、トホホ。先日リハビリを兼ねてプレイしたゴルフも今まで経験したことのない悪スコアで足の鍛錬にはなったのかな?
そんな経緯で迎えた朝、集合場所に到着すると沢好坊氏がすでに来ている。彼もリハビリをこなし満を持しての釣行に気合いが入っているのか?


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高速のICを降り最寄りの道の駅でウェーダーに着替える 目的地は一山越えた先だ


今回の釣行は、あらたに入手した転倒防止のウェーディングスタッフやら、これでもかとピンが穿たれた安物のウェーディングシューズを武器に、爆釣の事前情報をしたためた釣れないはずのないリベンジ釣行なのだ。
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いざ入渓し釣りはじめるが・・・・・ん?


早朝からのファーストラウンド、何に驚いたかと言えば、川の中を歩くことが怖い。釣りどころでなく歩くことが恐怖感でままならないのは、はじめての経験でプチパニック状態。何とか短めの区間を釣り終えた頃にはウェーディングスタッフに頼りつつも釣りに神経を集中できるようになってきた。事前の情報では午前10時頃から魚の活性があがってきて釣れるようになるらしい。話は変わるが昔々剣道をやっていた頃、竹刀を構えてつま先立ちのまま腰を落とし、背筋を伸ばして相手と向き合い礼を交わす。その姿勢を「蹲踞」と言っていたが、そもそもしゃがみ込むことを「蹲踞」というらしい。10時をいくらか過ぎた頃から川の左岸、右岸で「蹲踞」の姿勢が見られた。
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まずは左岸でGary氏が座り込む


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続いてすこしばかり上流で沢好坊氏が右岸で蹲踞


おぉ、時合いがきたかと打ち込みならぬキャストに熱がこもるが、時合いはものの数分で行きすぎてしまったようだ。昼食を挟んだ長い行程のセカンドラウンド。「蹲踞」を終えたふたりが、私に「蹲踞」をさせようと優しい心遣いで先行させてくれるが全くの無反応。途中までは「魚が釣れてもしゃがみ込まずにズームで写真撮ったる!」と心を奮い立たせてみたが、震えるのはヘロヘロになった足元ばかりで、ウェーディングスタッフがなければ何十回転んだ事やら・・・。今回の釣行で学んだのは、年寄りは杖無しで歩くな。リベンジは近い川でね。この二点は厳守したいとココロの底から思う。
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Commented by kimama028 at 2017-06-27 22:18
最初の入渓場所を通り過ぎてしまったのが…でしたでしょうか。
私の事前情報は、信用無くなって来ちゃったでしょうか。
Commented by s_1046 at 2017-06-28 08:45
kimamaさん、入渓点とかそういう問題ではないと思いますよ。
渓は日々、そして時間でもどんどん顔を変えていきます。昨日釣れたから…と言って今日も釣れるわけではないということは誰でも知ってるし、誰でも経験済みですもんね。
ですから情報の信頼性というのはあってないようなものなんですよね。
あえて言えば、魚を誘い出す技術のなさが釣れない原因かと思います。簡単にいえば下手くそは釣れないってことです(笑)
by s_1046 | 2017-06-18 09:44 | 釣行レポート | Comments(2)

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