釣行レポート

転戦

長い間禁漁区として保護されていた小渓流の禁漁指定が解けた・・・そういった噂は燎原の火の如く広まるらしい。
数ヶ月前にその現地に向かった釣友達が爆釣したという報告も耳に入ってきた。
「噂は本当だったのか・・・」早く自分も爆釣という魅惑的な言葉に酔いしれたいものだ・・・という思いが身を包むが、そのころの私は前回の釣行で痛めたアキレス腱が回復せず、自宅量療養中の身。
(三人で行った前回の釣行は何かに祟られたかと思うほど悲惨な結末で、私のアキレス腱痛などカワイイもの、腰痛を発症した沢好坊くんなどドクターストップがでるほどで、振り返りたくもないのでBlogも書く気になれない)
唯一腰痛を抱えながらも身動きの取れるgaryさんが噂の確認に出かけたのが2週間前。
結果、午前中の小渓流では爆釣とはほど遠い結論を得るしかなかったものの、午後から自分のFavoriteRiverに移動してなんとか辻褄を合わせたと聞いた。
しかし釣りなどというものは周囲の状況が変われば結果はまるで違うものとなるのは、周知の事実。
そして釣りををする者が、爆釣の夢をオレにも・・・というスケベゴコロを持つというのも周知の事実。
どうやらアキレス腱も復調したことだし、スケベゴコロを満たしたい誘惑には勝てそうにないので、garyさんにお願いして、禁漁の解けた渓に向かうことに。

午前5時garyさんのご自宅まで高速を突っ走り、ピックアップ後も休憩すら挟まずひたすら走る、走る。
現地近くの道の駅に到着したものの、調達するハズのgaryさんの朝食すら手に入れられない(笑)。コンビニすらないので私が持って来たクロワッサンサンドをシェアして朝食とする。どうやら気がはやりすぎて余裕というものがなくなっていた。garyさんに深謝しつつ反省。

入渓点の堰堤では、プールでライズを繰り返す魚達。もう、いやが上にもアドレナリン出まくり(笑)。珈琲の飲み過ぎで、カフェイン過剰摂取かと思えるほどだ。
ところが、脱渓するころ(話が飛びすぎというご指摘は甘受します)にはアドレナリン出し過ぎて軽いうつ状態(笑)。
結局、魚の存在をいちばん感じさせてくれたのは入渓直後のかなり深場まで立ち込まないと届かないライズがだけで、あとはネコソギ抜かれたか、魚達の危機回避(学習)能力の素晴らしさに脱帽するしかないという魚の雰囲気もないという状況。
兎にも角にも禁漁が解けた小渓流、何も知らないウブなアマゴや、イワナに偽物の餌を見せつけ「ほらほら、美味しそうでしょ〜、食べちゃっていいからね〜」「大丈夫だよ〜、食べちゃう訳じゃないからね〜」と甘い言葉も巧みに釣り上げて、寝かせたり立たせたりの淫らなポーズをとらせて後ろから前からパシャパシャ写真を撮りまくるなんて夢のまた夢という現実を突きつけられたという訳だ。
正確なgary reportを信じないで、スケベゴコロをムキダシにしたオマエが悪いと言われればそれまでだが、実はgaryさんにも今度こそはというスケベゴコロがあったと思う・・・多分(笑)。

さて、午後。
街に出る。
朝食が貧弱だったので、ボリューム感あふれるヒルメシを喰い、痛みの出てきたアキレス腱付着部の踵部の痛みがどうやら靴擦れも起因しているようなので、薬局で対応用のパットを購入しgaryさんのFavoriteRiverに向かう。

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Gary's Favorite River 雰囲気ある渓



堰堤上から入渓すると、garyさんが「そこ流してみて」とセコイ(失礼)流れを示す。前回はそこからも出たから・・・という。まさかねと思いながら流すとやっぱり出てこない(笑)。ドラマだとここで出るんだけどドラマではないのでフライがプカプカ流れるだけ。でも雰囲気のある渓だ。しかし実は、私はこのようなタライやら洗面器やらが段々と置いてあるような渓相はあまり好きじゃない。私と一緒にそのような渓相で釣りをしたことのある人は、私がすっ飛ばす洗面器を示して「ここやらないの?」と聞く。私はタライやら洗面器をすっ飛ばすので、私の後から釣り上がる人は私の後でもポイントだらけで、振り返ると後ろでランディングネットを掲げて「どこ釣ってんの?」。
よく言われる。
でも今回は背水の陣的な心境なので「タライでも洗面器でもコップでもやったるぞ」と意気込んでみた。しかし嫌いなものは嫌い。というかそこにフライを置くのがヘタなのですっ飛ばす。釣れない。悪循環だ。
これはやるしかないなとココロを決めたところで、いきなり魚が出る。
急に出てくるので心臓に悪いし、ジイサンの反射神経が追いつかない。
ところがこの渓流はジイサンに復習をさせてくれる程度に魚の反応があるのが有り難い。

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岩陰から突然出てきたアマゴ。 



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そこらに落ちていた花をあしらう 「食べちゃわないからね〜とかいいながら




脱渓点というポイントが近づいたところでイワナが顔を出す。ドンピシャのタイミングで会心の一匹・・・サイズを除けばね、
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綺麗に撮ってあげるからね〜とか言いながらニヤニヤしてるに違いない



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Commented by gary at 2016-06-19 20:36 x
午前中でお腹いっぱいになって、昼からは豪華な昼食と温泉でまったりの予定だったんですが、予定に反して老体にムチ打ってもらいました。(笑)
今度は木曽で大名釣行といきましょう。👍
Commented by kimama028 at 2016-06-19 22:38
おすすめの渓が不発に終わってしまって失礼しましたm(_ _)m

苦労をして釣ったアマゴを綺麗に写して見せてくれた写真を見て小ちゃって言ってしまい本当に失礼しましたm(_ _)m
以前 自分も苦労をして やっとの思いで釣った良型のアマゴを谷のアマゴでしょっと言われ、酷く傷つき、寂しい思いをしておきながら、心も無く言ってしまった一言に深く深く反省をし、人としてもっと修行をしないかんなっと思ってます。

ただ言い訳に聞こえてしまうと思いますが、あそこの渓では、もう少し大きいアマゴが釣れると思っていたので、つい出てしまった一言だったんです。

Commented by s_1046 at 2016-06-20 15:04
garyさん、いろいろとありがとうございました。
朝ご飯も少なかったし、午前中におなかいっぱいというのは無理がありましたね。年のせいか数日前の記憶が定かでなく、どっちが午前でどっちが午後だったのかも覚えておりませんが、釣りの途中の川から上流を目指す車が林道を行くのを見て、知っている人は上に行くんだな・・・と考えておりました。決して私たちの車が止めてあるのを見てパスしたのではなく、最初から上流を目指しているんだと感じました。魚が少なくセンシティブになっていることを皆さん知っていたんでしょうね。情報を聞いてひと月もしてからノコノコ出掛けるようではダメだと言うことなのでしょう。
Commented by s_1046 at 2016-06-20 15:08
kimama028さん、コメントありがとうございます。
せっかく情報を頂いたのに生かせず申し訳ない。でも、なんであそこで釣れるかなぁ〜という感じでした。後日誰かが行って爆釣しようものなら私たちかなり凹みます(笑)。
by s_1046 | 2016-06-19 19:58 | 釣行レポート | Comments(4)

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