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厄落

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今年の釣りは、1月の最終週に始まったと言っていいだろう。
2月1日の長良川解禁を間近に迎えたある日、車で1時間ほどのシラメ釣りで有名なメジャーポイントを下見に行ったのが、今年の始まりだったといえるかも知れないからだ。
その時は、興奮するほどのライズを見てしまい、FFMとしての活性が一気に上がってしまった。
そして、解禁を翌日に迎えた1月の最終日に降ったまとまった雨が、解禁当日の釣りを困難なものにするであろうことが、充分に予測された時には、解禁日に釣りに出かけることが出来ない私に、天が微笑みかけたと思うくらい、数日後の釣行を楽しみなものにしてくれた。
じつを言えば、天が微笑みかけたというよりも、私自身がほくそ笑んだという方が正鵠を得ているのだが。
そして迎えた今年の初釣行は、長良川の堤防を行ったり来たりでロッドを繋ぐこともなく終わってしまった時には「こんなはずじゃなかったのに」という気持ちでいっぱいで、それが2週間後の再釣行に繋がった。
ところが、その再釣行時も前回と大差なく、車を走らせ川面を見つめるコトの繰り返し。
「あのライズはなんだったのだ」「魚はどこに行ってしまったのだ」と、不調を嘆くことしきりのうちに3月。
3月はフィールドを変え、長野県の木曽川水系に向かうことにしたが、不調は途切れない。
ちいさな、ほんとに小さな魚がフライをつつくような釣りしかできず、欲求不満が募る。
シーズン始まったばかりで、すでに気持ちが切れそうになるのを感じたが、それが如実に表れたのが、その次の釣行時。
フィールドに着いて着替え、ロッドを繋いだところで、リールがないことに気づいた。
ラインメンテナンスを施したリールを2台、そっくりと忘れてきたのだ。
当日は、しかたなく蕎麦をすすっただけで帰宅。
どうやら、シーズン当初にほくそ笑んだため、釣りの神様のオイカリに触れたらしい。
その厄落としの意味合いも兼ねて、今回は必ず魚がいるC&Rフィールドへの釣行となった。
事前情報では、釣り場の上流の数カ所で工事が行われており、かなりの濁りが入る可能性があるフィールドだったが、当日得た情報で、その川で養魚場を営むオッチャンの助力により、濁りはかなり回避できたようで一安心し、厄落としに専心した。
ところが、神様のオイカリは中途半端じゃなく、ここでもチビイワナに遊ばれるのが精一杯で、なかなか釣りと呼べるようなレベルに達しない。
地元の食堂で、ヒルメシを食べてから、本流をのぞいたり、上流に移動したりして、気持ちを切り替え再びC&Rで釣りをする。
なんとか、立派とは言えないまでも、カメラに収めるだけの価値を見いだすことが出来るアマゴを釣ることができて一安心。
しかし、厄落としが出来たかどうかは依然として不明だ。
なぜならば、今週末に密かに予定した釣行、かなり天気が悪そうで、実現不可能となる予報。せっかくの新月大潮なのにだ。
Commented by amago_fish at 2009-04-24 22:24 x
ども。
タイミング良く、上流の工事終わった様ですね~。
それにしてもリールを持たずに釣りに行く.....これを神様のオイカリと言うのだろうか??
事前のライズ確認、事前の濁りの状況確認、しっかりしている様で
肝心なとことが抜けている?(笑)


Commented by s_1046 at 2009-04-25 09:52
はは、それがワタシです。
自慢じゃないけど、ベスト忘れたこともあるよ。

工事は、まだ現在進行中のようですよ。重機をあちらこちらで見かけましたから。
支流2本の上の方でやっているようです。
あまご園のおっちゃんが、あまりの濁りのひどさに怒鳴り込んだらしいです。
なんやら、支流の泥水を横に逃がす工法にしたみたいで、気にならない程度の濁り方でした。
Commented by lefty_haru at 2009-05-02 03:59 x
ひょっとして、
私の元から某沢好坊さんのとこに嫁いでいった兄弟竿の初陣でしたかね~。

木曽の方面かなり活性高くなってるみたいですよ~、
って、もう釣りに出かけちゃいましたか。
Commented by standy at 2009-05-02 21:25 x
haruさん、ども。
木曽、今日行ってきました。
高原は、長い竿を持った人であふれていました(笑)。
あの辺り一帯は今日放流だそうで、ひとまず上流に逃げて、チビイワナ、チビアマゴに遊んでもらいました。
午後から、当初の目的地に入りましたが、バシャバシャと荒らされた直後だけにあきまへんでした。

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by s_1046 | 2009-04-24 00:33 | 釣行レポート | Comments(4)